看護師転職で抱える悩みとは

看護師としては、就職先に困らない職業としても知られています。そのことに魅力を感じて看護師を目指し始めたという人も多いことでしょう。

就職活動だけでなく転職活動もスムーズに進む場合が多いのですが、これは必ずしも就職や転職が成功するという意味ではありません。良さそうな職場に入ることができたものの、いざ働き始めてみたら思っていたより過酷で悩んでいるという人も多いです。

逆に転職活動を後悔してしまう人もたくさんいるのです。例えば、年齢や経験の問題が挙げられます。病院によって看護師の年齢というのは大きく違いますよね。若い人がたくさん集まっているところもあれば、働いている人のほとんどが40代以降という職場もあります。

40代以降の看護師が活躍する職場に新卒で入ったとした場合、周りと会話が合わないなどの悩みを抱えてしまうことが多いようです。職場を探す際には労働条件を重視しがちですが、同僚となる人の年齢についてもチェックしておいたほうがいいかもしれません。

それから、転職前の病院が有名な病院だった場合、あの病院で働いていたならこれもできるね、と様々な仕事を押し付けられてしまう可能性もあります。仮に前の病院では研修が充実しておらず、あまり仕事を覚えることができなかったとしても勝手にできるというイメージを持たれて仕事を任されてしまうこともあるようです。

転職をしたことにより悩みを抱えてしまう人はたくさんいますが、だからといってまたすぐに転職活動をするというのは大変なことですよね。まずは、少し我慢してでも今の職場でがんばり続けるのか、転職について考えるのかを選びましょう。

転職をしてすぐに転職をするというのは、確かに履歴書上でマイナス評価になってしまう可能性があります。しかし、自分に合わない職場で無理に勤務を続けると、看護師という仕事自体に嫌気がさしてしまう可能性もありますよね。

働きやすくて自分に合った職場というのは、必ずあります。どうしても今の職場ではやっていけないと感じているのであれば、限界が来る前に転職をしたほうがいいでしょう。


看護師の職場は人間関係が悪化しやすい?

看護師という仕事は、とにかく離職率の高さが他の仕事の数倍だと言われています。平成21年度を例に挙げると、看護師の離職者は12万人以上いるというデータがあるくらいです。

看護師といえば男性も就ける仕事ではありますが、まだまだ女性のほうが圧倒的に多い職業ですよね。そういったこともあり、妊娠や出産、結婚などが原因で職場を離れなければならない人も多くいます。これも、離職率が高い理由の1つだと言えるでしょう。

しかし、これらは表向きの理由であり、実は人間関係に問題があって仕事を辞めたという看護師が多いようです。悪質ないじめが発生するケースは多くありませんが、なんとなく同僚や上司と仲が悪くなってしまい、伝達事項がうまく伝わらなくなってしまったというケースがあります。

当然ながら、伝達の遅れや看護師間でのコミュニケーション不足が原因で患者さんに迷惑をかけてしまうことも考えられますよね。看護師の仕事というのは、人命に係わる非常に大切な仕事です。

中には、このままでは医療事故に繋がってしまう可能性があるかもしれないという不安があり、仕事を辞めたという人もいるくらいです。もし、職場での人間関係の悪さに悩んでいるのならば、上司に相談をしましょう。何か重大な事故が起きてしまってからでは遅いのです。

もしも上司が適切な対応を取ってくれないのであれば、転職という道もあります。人間関係が良好ではない職場で働くというのは、精神的にも辛いことです。そのような職場で無理をして働くよりも、楽しく働ける職場に転職を検討してみてはどうでしょうか。

ただ、人間関係の悪化が原因で仕事を辞めた場合、次の転職活動に響いてしまうのではないかと不安に感じる人もいるかもしれません。仮に自分に全く非がなく、周りの人の人間性に問題があって転職をするとしても、それをそのまま退職理由として告げると、転職先からコミュニケーション能力が不足している人だと判断されてしまう可能性があります。

人間関係が原因で辞めるとしても、その他の理由を考えておいたほうがいいかもしれません。